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今回は、

「最初と最後は何事も大切だ」

ということを念頭に記事を更新します。

 

これは心理学的にも証明されています。

 

消費者行動の心理からお店側の仕掛けを例に、

最初と最後がどうして重要なのかを紹介していきます。

 

 

最初か最後に見たものを購入する

 

「こっちにしようか、それともこっちにしようかー」

 

迷ったあげく、

一番最初に選んだものを購入していませんか?

 

もしくは、

一番最後に選んだものを購入していませんか?

 

これにはきちんとした理由があります。

「系列位置効果」と呼ばれるもので説明できます。

 

人間は、

最初と最後といった区切りのよい部分はよく覚えています。

間に見たものに関しては記憶に残りにくいとされています。

 

お店に行ったときにたくさんの商品が並んでいますが、

あなたの印象に残るのは最初と最後に見たものなんです。

 

つまり、

 

お店側は売りたい商品を一番最初に目に入る位置に並べるでしょう。

 

また、

 

お店の最後というべきところは会計!

レジの近くにも売りたい商品を並べます。

 

セール品や特に売りたい商品を、

 

「系列位置効果」

 

を考えて陳列したり、並べたりしています。

 

 

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最初と最後は記憶に残りやすい

最初が印象に残る初頭効果

 

人間の記憶は、

区切りのよい部分が記憶に残りやすいとされていると紹介しました。

 

最初に見たものを覚えやすくなることを、

 

「初頭効果」

 

と言います。

 

第一印象で感じたイメージがずっと残るのは初頭効果によるものです

 

ちなみに第一印象というのは、

相手と会って、「約7秒」で決まります。

その印象は少なくとも半年続くとされています。

 

さらに人は第一印象で感じた情報を集めようとする習性があるため、

第一印象を覆すことは難しくなります。

 

これほどまでに初頭効果は強いのです。

 

最後が印象に残る親近効果

一方で、

 

最後にみたものが印象に残ることを、

 

「親近効果」

 

と言います。

 

後から入った情報のほうが記憶に残りやすいというものです。

 

これを利用して

商品を選ばれやすくしたり、商品の説明に誠実さを加えたりすることができます。

 

例えば、野球のバットの説明に活用すると、

 

「このバットは従来のものより2センチ短くしたので軽く振りぬきやすいのが魅力です。しかしバットを短くした分、ボールを打った時の飛距離が落ちました。」

 

この説明と、

 

「このバットは従来のものより2センチ短くしたのでボールを打った時の飛距離が落ちましたが、短くした分軽く振りぬきやすいのは魅力です。」

 

この説明では、

後者のほうがよりメリットが際立った説明になっています。

 

デメリットを先に明かして、メリットを伝える。

 

そうすることで、

 

相手に誠実さのアピールにもなりますし、

後から入った情報が頭に残るようになっています。

 

 

まとめ

人間の記憶力は最初と最後が一番記憶に残りやすいのです。

 

系列位置効果により、

最初と最後に見たものを購入しやすいのです。

 

その理由として、

一番最初が記憶に残る初頭効果

一番最後が記憶に残る親近効果

 

これにより説明することができます。

 

最初と最後はこれほどにも重要なのです。

初頭効果親近効果だけでも覚えてください!

 

読んでいただきありがとうございました!

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