この記事を読んでわかること

今時の若者は使う言葉を変えるだけで成長する

「なぜできないんだ」と「できなかったのは何が理由なんだ?」と聞く

できなかったことではなくどうしたらできるかに注目させる

「やめてしまえ」は叱咤激励にならない

やりきらせることが大切

 

スポンサーリンク


はじめに

 

今時の若者を育てるのは簡単ではありません。

 

社会人として育てることは先輩、上司としての務めでもあります。

 

しかし、

なかなかうまくいかないのが人材育成です。

 

人材育成に困っているのであれば、

紹介した書籍のもと、

その使う言葉によって育てる方法を紹介したいと思います。

 

 

 

「なぜ」ではなく「何」と聞く

なぜは相手を攻め立てる

 

「なぜ、こんなこともできないんだ!」

 

よく聞くセリフです。

 

「すみません」

 

と返ってくるのが見えています。

 

この場合、

なぜと聞いている時点でダメなのです。

 

なぜという聞き方は、

基本的に相手を攻め立てる言葉だからです。

 

本人も失敗したくないはずです。

なぜを使った言い方だと、

 

「(この場合失敗はするべきでないのに)なぜ失敗したんだ!」

 

という風な解釈となるのです。

 

立場が下の人間は、

立場が上の人間から言われたらこう思ってしまうのです。

 

「何」に変えてみる

 

何に変えて話すことが大切です。

 

「できなかったのは何が理由なんだ?」

 

こうすると、

理由を答えるようになります。

 

つまり自分がしたことを客観的に振り返ることができるのです。

 

振り返ることができれば、

自分の何が悪かったかを自分で理解できるようになり、

次からはきちんと改善された行動をとるようになるでしょう。

 


 

できないことよりどうしたらできるかを考えさせる

できなかったことを考えても何も変わらない

 

「なぜできなかったのかよく考えろ!」

 

できないことを指摘することはよくあります。

その上で自分で考えろと突き放す。

 

言われたほうはどうでしょう。

 

できないことばかりを考えてしまい、

気持ちはどんどんネガティブになっていきます。

 

ネガティブスパイラルの完成です。

 

できるようにイメージさせる

 

イメージの力はとても大きいのです。

 

何事もまずはイメージが先行するからです。

 

椅子に座るときは、

椅子に座るというイメージをするわけです。

 

頭の中で、

できている自分をイメージさせなければいけません。

 

できない自分をイメージ、考えている状態だと、

そのイメージ引っ張られてしまい、

失敗がどんどん積み重なっていくでしょう。

 

うまくできたときをイメージさせて、

そのときの感情までイメージさせるとより効果的です。

 

 

「やめてしまえ!」ではなく「やりきろう!」と言う

やめてしまえは叱咤激励にもならない

 

昔ならなにくそと思い、

奮起して取り組んでいるでしょう。

 

しかし、

今の若者には通用しません。

 

このようなことを言われたら、

自分を否定されたと感じやる気を失ってしまいます。

 

やりきらせるのが大事

 

何か一つでもやりきらせるのが重要です。

 

目標を立ててそれをクリアする。

そうすると成功体験につながり、

自分に自信がついてくるのです。

 

一度やる気になれば、

後は自分で新たに目標を立てて、

またクリアしていきさらなる成長につながるでしょう。

 

まとめ

 

今時の若者を育てるのは簡単じゃありません。

 

だからこそ、

指導するほうもしっかりとした知識で指導しなければなりません。

 

「なぜ」を「何」に変えてみる

 

できなかったことよりできるどうしたらできるかを考えさせる

 

「やめてしまえ」ではなく「やりきろう」と言う

 

これだけでも部下は大きく変わるでしょう。

 

ぜひ自分の言葉を変えてみてください。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

参考図書

スポンサーリンク


 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でNO41FREEDAM@心理学ブロガーをフォローしよう!