この記事を読んでわかること

力を抜けと言われて力は抜けない

緊張しているということはすでに力が入っている

思いっきり力んだら自然と緩む

体が緩めば心も緩む

スポンサーリンク

 

はじめに

 

緊張してくると体が固くなります。

 

「力を抜け!」

 

「リラックス!!」

 

と言っても、簡単に力は抜けません。

 

むしろ、

力を抜け!

リラックス!!

と声をかけられるために、

 

「自分は今すごく緊張しているんだ、、、」

 

と自己暗示をかけてしまって、

ますます緊張状態を作ってしまいます。

 

今日は、

心と筋肉の関係を利用した緊張撃退法を紹介します。

 

 

心の緊張と筋肉の緊張の関係

 

試合や本番が近づいてくれば、

緊張は大きくなってくるものです。

 

それに伴い、

筋肉の緊張も大きくなります。

 

この筋肉の緊張があるままで、

試合に臨んだら、

体のすみずみまで力んでしまい、

体は固いし、表情も固い、

とても固まったプレーになってしまうでしょう。

 

俊敏な動きがあるスポーツにとって、

筋肉の緊張というのは敵と言うべきもの。

 

緊張しているということは、

すでに力が入っているということ。

 

素早く動きたいときに、

すでに力が入っている、

つまり力んでいる状態であると、

瞬発力は著しく低下します。

 

この内川選手の打撃についての動画で少し触れています。

4分20秒あたりからが、力を抜くことの大切さを教えてくれています。

 

 

力を抜いた状態でないと、

力を入れたいときに100%力を発揮することができません。

 

だから、

力を抜くことは大切なのです。

 

 

 

 

 

 

力を抜くために必要なことは?

 

単純に力を抜くと言っても、

やり方が分からない人がほとんどです。

 

筋肉というものは、

 

最大の緊張の後に最大の緩和がくる!

 

のです。

 

最大の緊張とは、

緊張状態の無意識な筋肉の緊張ではなく、

意識的にめちゃくちゃ力を入れて、

120%くらいの力を出すこと!

 

心も体も同じで、

最大の緊張の後に最大の緩和、

つまり、緩みます。

 

緊張が高ければ高いほど、

その後のゆるみ方も大きいのです。

 

試合前に緊張していて、

 

体の動きがどうも固いなー

 

と感じたら、

意識的に緊張している状態よりも力を入れましょう。

 

 

具体的な方法

 

私がよくやっている方法としては、

胸の前で手のひらを合わせて、

手で押し合う!

 

顔や首にも力が入るように力を入れて、

その後に一気にゆるめる!

 

そうすると、

今まで感じていた固さは感じられなくなり、

体の力みがすっきりとなくなります。

 

人間の体の仕組みを使った緊張撃退法です。

 

いったん力を入れてから力を抜くと、

一緒に無意識に入った力も抜くことができるのです。

 

この方法を筋弛緩法(きんしかんほう)と言います。

 

野球をやっているのであれば、

思いっきり素振りをしてみる、

コントロールを気にせず思いっきり力んで投げてみる、

これだけでもかなり緊張の力みはとれます。

 

余計な力が入ることがなければ、

きっといいパフォーマンスが期待できることでしょう。

 

 

まとめ

 

緊張撃退には、

思いっきり力を入れてしまうのがいいのです。

 

リラックスと言葉をかけられて、

 

それができたら苦労しません!

 

と思った人が何人いるでしょう。

 

この方法を使えば、

心も筋肉も緩ませることができます。

 

体がガチガチなままで行動を起こすことはなくなるでしょう。

 

ぜひ実践してみてください。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

スポンサーリンク

スポーツ心理学・メンタルトレーニングのまとめ記事10選

メンタルが弱いなら強くなればいい!スポーツ心理学のまとめ記事10選!!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でNO41FREEDAM@心理学ブロガーをフォローしよう!